• 調査レポート

こどもの将来のおしごとに関する意識調査（2017年実施）

夢★らくざプロジェクトでは、2017年4月に小学生から中学生までのこども204人（男の子64人、女の子140人）とその保護者150人を対象として、「こどもの将来のおしごとに関する意識調査」を実施しました。この調査は、こどもがどのようなおしごとに興味をもっているか、また親がどのようなおしごとに就いてもらいたいと願っているか、を調査することを目的としています。このたび、その調査結果がまとまりましたのでご報告いたします。

男の子には日本選手が活躍する「スポーツ選手」が1位！テレビドラマやニュースの影響も！

• 1位の「スポーツ選手」は、最も多くの回答を集めたサッカーをはじめ、野球、テニスと、海外や世界大会での日本選手の活躍が関係しているようです。2020年の東京オリンピックに向けて、さらに人気が上昇していくことが考えられます。
• 2位の「お医者さん」は、テレビドラマの主人公に取り上げられることが多いこともあり、人々の命を守る姿へのあこがれが影響しているようです。
• 3位の「研究者」は、日本人が連続してノーベル賞を受賞していること、「電車の運転士・車の運転手」は、普遍的な乗り物の人気が表れているのではないでしょうか。

女の子には好きを将来につなげられる「ケーキ屋さん・パティシエ」「デザイナー」が人気！

• 1位の「ケーキ屋さん・パティシエ」は、一昨年から返り咲きの1位となりました。女の子が大好きなケーキやスイーツを取り扱うことから、好きなものを将来のおしごとにつなげたいという意識が感じられます。
• 2位の「デザイナー」は、3位の「ファッションデザイナー」とあわせ、かわいいものやおしゃれなものへの意識の高さが感じられます。
• 3位の「看護師」は、人にやさしく接する姿へのあこがれ、「幼稚園・保育園の先生」は、自身の生活に密接に関わってきたおしごとへの関心が表れているようです。

こどもが将来なりたい職業（n=男の子64、女の子140）

保護者には資格が必要なおしごとが上位に！こどもの安定をのぞむ気持ちは変わらず！

• 1位の「こどもがなりたいもの・好きなもの」に続いて、2位「公務員」から、3位「お医者さん」、4位「薬剤師」、5位「看護師」まで、昨年とは順位に変動があるものの、国家資格の取得が必要なおしごとが並んでいます。こどもが安定したおしごとに就くことを願う親の気持ちに変化はないようです。

親がこどもに将来なってもらいたい職業（n=150）

おしごと体験に協力していただける企業・個人を募集中！

夢★らくざプロジェクトでは、世の中にあるたくさんの魅力的なおしごとが体験できる職業体験イベント『おしごとなりきり道場』『おしごと弟子入り道場』を定期的に開催しています。こうしたイベントは、さまざまなおしごとで活躍されているプロの仕事人のご協力のもとに成り立っています。
そのため、おしごとが体験できるプログラムを一緒に企画開発していただける企業や個人を継続的に募集しています。みなさんのおしごとは、こどもたちにとって未知のワクワクする体験の宝庫です。ぜひ私たちと一緒に、「夢」のあるおしごと体験を作りませんか？

調査概要