• 調査レポート

こどもの将来のおしごとに関する意識調査（2019年実施）

夢★らくざプロジェクトでは、2019年4月に小学生から中学生までのこども285人（男の子91人、女の子194人）とその保護者198人を対象として、「こどもの将来のおしごとに関する意識調査」を実施しました。この調査は、こどもがどのようなおしごとに興味をもっているか、また親がどのようなおしごとに就いてもらいたいと願っているか、を調査することを目的としています。このたび、その調査結果がまとまりましたのでご報告いたします。

男の子は「サッカー選手」が1位！乗り物への関心や探究心など、興味も多様化の傾向に

• 1位の「サッカー選手」は、2位の「プロ野球選手」と合わせ、東京オリンピックに向けて、スポーツへの関心の高まりが感じられます。その他にも、テニス、バドミントン、陸上、卓球なども回答されています。
• 2位の「宇宙飛行士」、3位の「電車の運転士」は、男の子にとっては普遍的に人気のある乗り物への興味・関心が表れているのではないでしょうか。
• そのほか2位と3位には、同数でいろいろなおしごとが並んでいます。特に、「ゲームクリエイター」「生物学者」「医者」「科学者」と、男の子の探究心をくすぐるおしごとが多く、将来にさまざまな可能性があることがうかがわれます。

女の子は好きが将来につながる「パティシエ」「デザイナー」が人気！日常で関わってきたおしごとへの関心も

• 1位の「パティシエ」は、昨年・一昨年から引き続き1位となりました。女の子が大好きなケーキやスイーツを作れることが人気となっています。4位の「デザイナー」も含め、好きなものを将来のおしごとにつなげたいという意識が表れているようです。
• 2位の「幼稚園・保育園の先生」は、4位の「学校の先生」を含め、自分の日常で密接に関わってきたおしごとへの関心が表れているのではないでしょうか。
• 3位の「看護師」、6位の「お医者さん」は、人にやさしく接する姿や、人々の命を守る姿へのあこがれが感じられます。

こどもが将来なりたい職業（n=男の子91、女の子194）

保護者には資格が必要なおしごとが並ぶ。こどもの安定をのぞむ気持ちは変わらず

• 1位の「こどもがなりたいもの・好きなもの」に続いて、2位「公務員」から、3位「薬剤師」、4位「お医者さん」、5位「看護師」まで、国家資格の取得が必要なおしごとが並んでいます。こどもが安定したおしごとに就くことを願う親の気持ちは変わりがありません。

親がこどもに将来なってもらいたい職業（n=198）

おしごと体験に協力していただける企業・個人を募集中！

夢★らくざプロジェクトでは、世の中にあるたくさんの魅力的なおしごとが体験できる職業体験イベント『おしごとなりきり道場』『おしごと弟子入り道場』を定期的に開催しています。こうしたイベントは、さまざまなおしごとで活躍されているプロの仕事人のご協力のもとに成り立っています。
そのため、おしごとが体験できるプログラムを一緒に企画開発していただける企業や個人を継続的に募集しています。みなさんのおしごとは、こどもたちにとって未知のワクワクする体験の宝庫です。ぜひ私たちと一緒に、「夢」のあるおしごと体験を作りませんか？

調査概要