能楽師に弟子入り
プライベートな能舞台で伝統芸能のお稽古を!
「能楽」って知ってますか?
普段なかなか触れることはないですよね?
でも、実はこの「能楽」。
重要無形文化財やユネスコ無形文化遺産にも指定されているぐらい、日本が誇るべき伝統芸能なんですよ。
この能楽の世界で活躍しているのが「能楽師」。
こどもの頃から長い間修行をしなければいけない厳しい世界です。
そんな「能楽師」に弟子入りし、お稽古場でのおしごと体験ができる貴重な機会です。
講師をしていただくのは、2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」にも能楽師として出演している、坂真太郎さん。
台東区根岸にある坂さんのお稽古場に訪問して、能楽のお稽古ができるんです。
「根岸」は、昔から詩文や書画などを親しむ人が多く住んでいる場所でした。
江戸時代には琳派の画家・酒井抱一のアトリエ「雨華庵」があり、明治・大正時代には作家・村上浪六邸もありました。
この「根岸」に1974年に開かれたのが、研修用能舞台「根岸舞台(ねぎしぶたい)」です。
現在では、能楽愛好家のお稽古場として、また日頃のお稽古の成果を発表する場として活用されています。
また、地元の学校の校外学習の場所としても利用され、地域の文化振興にも貢献しています。
こんな本格的なお稽古場で、「謡(うたい)」と「舞(まい)」のお稽古を。
さらに、「能楽師」が実際に使用している面(おもて)や装束(しょうぞく)などにも触れることができます。
大きな声で謡って、優雅に舞う!
最後には舞台にあがってみんなの前で発表!
さあ、上手にできるかな!?
道場でやること
- 「能楽師」のおしごととは?
- 「能楽師」が使う能道具(面、装束、小道具)を知ろう!
- 能楽の実演を鑑賞しよう!
- お稽古する演目の内容を理解しよう!
- 「謡(うたい)」と「舞(まい)」のお稽古をしよう!
- 舞台の上でお稽古の成果を発表しよう!
※都合により変更となる場合がございます。
白足袋(または、白靴下)をご用意ください。また、動きやすい服装で参加してください。
講師プロフィール
坂 真太郎(ばん しんたろう)
能楽師(シテ方・観世流)。
三世観世喜之師、および、父・真次郎に師事し、3歳の時に仕舞「老松」で初舞台を踏む。東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻在学中に、安宅賞を受賞。イギリス、スペイン、ベルギー、韓国などの海外公演にも参加する。1981年より、「台東薪能」に出演。
公益社団法人能楽協会東京支部常議員
公益社団法人観世九皐会会員
一般社団法人日本能楽会会員(重要無形文化財能楽総合保持者)
東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻卒業
たいとう観光大使
台東区アートアドバイザー
NHK文化センター「能楽入門」 講師
よみうりカルチャー「能楽入門」 講師
道場を体験した感想
最初はお手本どおりにできるかどうか不安だったけど、練習したらできるようになってうれしかった。はんにゃのお面が怖かった。いろいろなことを教えてもらうことができた。
はじめて体験して、楽しくて、もう一回やりたくて、能楽師に私もなりたくなりました。
前で一人で踊るのはドキドキしたけど、だんだん楽しくなってきました。またやりたいです。
みんなの前で発表するのは恥ずかしかったけれど、成功してよかったです。
とてもひんぱんに味わえないことができて楽しかったです!!
「おしごと弟子入り道場」の中で一番難しかったです。特に舞が難しくて、謡もリズムが取りにくかったです。でも楽しかったです。またやりたいと思いました。ありがとうございました。
私は能楽師をはじめてやったので、こんなことをやるんだーて思いました。楽しかったです。夏休みはじまったときからこんなうれしいことがあってうれしいです。
扇子を持つのがはじめてでとても大変でした。一人で舞うときは緊張しました。
すり足が難しかったです。最後の発表がトップバッターだったので、少し緊張しました。またやりたいです。
能は今まで知らなかったけれども、はじめて体験しておもしろいと思ったので、またやりたいと思いました。